風水師になるに資格が必要?
広く市民権を得ているように思われる「風水師」という言葉ですが、
プロの風水師になるためにはどんな資格が必要なのでしょうか。
結論から言えば、公的に認められている資格はありません。
すなわち、医者や弁護士のような
法律で国に認められている資格というものは存在しないのです。
これは、占い師にも共通することですね。
多くの資格は、試験を受けてどこかの機関に正式に認定してもらって始めて、
「○○です」と名乗ることができるのですが、
風水師や占い師にはそれがありません。
つまり、誰でも自由に名乗ってOKということ。
なんら知識もなく、実績もない人が「風水師です」と名乗って
鑑定活動をしていても、法律で罰せられることはないということです。
ただ、「資格」という確たるバックグラウンドがない分だけ、
実力主義のシビアな世界とも言えます。
そのため、「風水師」を名乗る人のほとんどは、
師匠に師事して何年も修行を積んでから独立しているようですね。
人気の風水講座をピックアップ!
風水師として活動するためには、特別な資格はありません。
ですが、鑑定を依頼する方としては、
なんらかのバックグラウンドがないと不安なもの。
「この人、なんだか怪しい」
「独学…って大丈夫なの!?」
と不信感を持たれないようにするためにも、
著名な先生のところに弟子入りしたり、
風水に関する講座を受講したりする道をオススメします。
ここでは、オススメの風水講座を3つご紹介しましょう。
風水アドバイザー
雑誌やネットのサイトで風水に関する記事を書いている方の中には、
「風水アドバイザー」という肩書きを名乗っている方が多いです。
これは、日本能力開発推進協会(JADP)が認定している資格。
家相、地相、方位などに基づいて、
より豊かで快適な暮らしを提案するプロ資格です。
すでにインテリアや建築、住宅関係の仕事をしている人が、
「より高いレベルでお客様のニーズに応えるために」と、
ステップアップを目的に受講するケースが多いようですね。
風水の歴史や知識、応用テクニックを一から学ぶことができますので、
「本格的に風水を勉強してみたい!」という方には超・オススメ!
日本流と中国流の違いについても学ぶことができますので、
この資格を取得すればTVに出ている“なんちゃって風水師”のインチキも
たやすく見抜くことができるようになるかも!
詳細はこちらから
黒門アカデミーの風水講座
黒門先生のオリジナルな理論が評判の黒門風水。
「黒門風水ってどんな流派?」でも紹介しましたが、
黒門先生の鑑定を受けるためには風水講座を受講する必要があります。
初級コースもあれは、上級インストラクターを養成するコースもあり、
「本気度」に合わせてコースを選ぶことができます。
短期間で風水をマスターしたい方向けの、土日集中型の「集中コース」、
月一回 1日3時間×6回の「平日コース」、
そして仕事帰りの方にピッタリな月2回×6ヶ月の「夜間コース」。
自分の都合に合わせて3つのスタイルから選べるのも気が利いていますね。
日本風水建築協会の講座
一般社団法人 日本風水建築協会という組織があることをご存知でしたか!?
「建築と風水の関わりや結びつきを探究する」
「風水を利用し、生活環境の向上や発展に寄与する」
…というポリシーの元に活動している組織なのだとか。
ここが定期的に開催している風水講座もかなりクオリティーが高そうです。
受講したからといって何か資格がもらえるわけではありませんが、
「風水とはなんぞや?」「風水と建築物の関係って?」
ということを基礎から学ぶにはピッタリの講座だと思います。
「はじめての風水講座」というライトな内容で受講費は3,500円程度。
もう少し本格的な「暮らしの風水講座」になると、全5回で3万円になります。
資格が欲しいわけではないけど、風水について知りたい。
伝統的な風水の知恵を活かして、身の回りの環境をもっと快適にさせたい。
という方は、ぜひ受講してみてはいかがでしょうか。
目からウロコの情報が満載で、
魅惑の風水ワールドにハマること間違いなし!?
ちなみに、こちらでは
「風水アドバイザー養成コース」「風水建築士養成コース」も開設されています。
すでに建築士の資格を持っている方や、
建築設計、不動産業に携わっている人を対象とする講座で、
「建築の場で風水をどう生かしていけるか」を実践的に学ぶことができます。
認定試験に合格すれば、「風水アドバイザー」および
「風水建築士」として認定証がもらえますよ。
昨今のエコブームにあって、
自然環境と調和できるような家づくりが求められていますので、
こういった風水の資格をもった建築士さんは引く手あまたでしょうね(笑)。