書斎を作る時のポイントは?
みなさんは、ご自宅に仕事や読書ができる“書斎”スペースをお持ちでしょうか?
「そんな贅沢な物、もらえるハズがないよ(泣)」
とお嘆きのお父さんたちも多いかもしれませんが…。
意外と知られていませんが、書斎は家庭にとって非常に重要なスペース。
風水では、一家の生活基盤を支える「仕事運」を左右する空間だと言われています。
ご主人、もしくは奥さまが、
心を落ち着けて仕事や考え事に集中できる書斎環境を作ることは、
結果的には一家の幸せや平穏にもつながるわけです。
「でも、家では仕事をしないので…」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
書斎がない家庭は、ご主人の出世運にも響きます…。
仕事をするかどうかはともかくとして、
一人になって考える空間が必要なのです。
家の広さや間取りの都合でどうしても無理だという場合は、
リビングの一角を区切るような形でも構いませんので、
ぜひ書斎スペースを作ってみましょう。
寝室の一角を書斎としている方も多いようですが、
頭を休めるための空間に書斎を作ることは
風水ではタブーとされています。
インテリアで注意すべきこと
リビングと書斎を兼用する場合は、インテリアで留意すべきポイントがあります。
まず、机の位置ですね。
集中力を削がないためには、リビング空間の中でも
ドアから離れた場所に書斎スペースを設けるほうが良いでしょう。
また、机と壁を密着させるというのも、風水では好まれません。
「“気”の流れが悪くなり、陰の気が停滞しやすくなる」と考えられているのです。
ですから、机と壁の間には多少なりとも隙間を作ってあげるのが理想的です。
加えて、選ぶ家具の材質や色にも気配りが必要!
仕事運は、風水では「木」の気を持つものと言われています。
ですから、この“気”を強化する意味でも、
木製の家具を選ぶのがベストな選択です。
家具ばかりではなく、木そのもの=観葉植物を置くことも
仕事運強化という面では良い方向に働きます。
電磁波を取り除いて、部屋の中の“気”のバランスや流れを整えてくれますから、
イライラや気持ちの高まりを落ち着けてリラックスさせる作用があるのです。
これは、リビングとしても書斎としても役立つ要素ですよね。
また、カラーも、木を連想させるブラウン系やグリーン系がオススメ。
「木を成長させる」ということで、
「水」の気を持つ青色や水色も相性が良いですね。
工夫次第でオシャレな書斎の出来上がり♪
寝室と書斎を兼用するくらいなら、リビングの一角に書斎を設けたほうが良い。
…風水ではそのように言われています。
しかし、リビングはゲストをお招きする場所でもありますし、
「そんなプライベートな空間をリビングと兼用するのは抵抗がある」
という方もいらっしゃるでしょう。
インテリアにこだわる人であれば、
「リビングのインテリアに統一感がなくなる(泣)」
と嘆くかもしれません。
しかし、工夫次第では、ゲストに堂々と自慢できる
リビング&書斎づくりが可能です。
例えば、最近注目されているのが、間仕切り家具。
簡単に言うと「動かせる壁 兼 収納スペース」といったところでしょうか。
本棚やドレッサーなどがついた、背の高い壁のようなもの。
これで仕切れば、同じリビングの空間に居たとしても、まるで別室です!
これなら、手軽に簡単に書斎を作ることができますよね。
オーダーメイドとなると費用もかさみますが、
ベルメゾンなどの通販サイトでも取扱いがありますので、
ぜひのぞいてみてください。(お値段も手頃です◎)
もう一つ、押入れやクローゼット、ロフトを利用して書斎を作るという手もあります。
最近は、机の代用として使えそうな棚がついたクローゼットもありますので、
そこにパソコンを置いて椅子を持ってくれば…それだけで、
「もう一部屋、増えちゃった〜♪」というお得感が◎
書斎は一人になって自分の世界に集中するための空間ですし、
それほど広さは必要ないでしょう。
むしろ、ちょっと狭いくらいのほうが”隠れ家“のようでワクワク感もUPします。
ただし、通常は部屋として使うスペースではありませんので、
断熱性は期待できません。
夏は熱中症にならないように、
冬は風邪を引かないように、体調管理に注意しましょう。