インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

知ってた?招き猫には種類がある

縁起の良い置物といえば…?

 

おそらく、多くの方が

 

「招き猫!」

 

…と答えるのではないでしょうか。

 

実際、飲食店の入り口に招き猫の置物が置かれているのは
外出先でもよく目にしますよね。

 

実はアレ、種類があるってご存知でしたか!?
どこかで見かけたら、ぜひじっくり観察してみてください。
左手を上げている猫もあれば、右手を上げている猫もあるんです。

 

風水的な解釈としては、次の通り。

左手を上げている…人を招いている

右手を上げている…お金を招いている

 

ちなみに、両手を上げているのは「お手上げ!」ということで
どちらの運気もツイてきません(笑)。
何事も欲張ってはいけないということを象徴しているようですね…。

 

また、色にも種類があります。
風水的な解釈としては、次の通り。

 

★金色…金運を招く

 

★白色…幸運(福)を招く

 

★ピンク色…恋愛運を招く

 

★黄色…縁を招く

 

招き猫を置く際には、目的に合わせて手と色を使い分けましょう。

◆生身の猫を飼うのってどうなの?

置物としての猫は、開運にご利益がありそうですね。

 

では、生身の猫は?
猫を飼うということは、風水ではどう解釈されるのでしょう。

 

残念ながら、風水的な見方ではあまりオススメできません。
なぜなら猫は室内で飼う動物であるため、家を「汚す」存在だから。
ただそこに居るだけでも毛が抜け落ちますし、
家の中にトイレスペースを設ける必要も出てきますよね?

 

トイレは、風水では「陰気がたまる場所」。
これが部屋のどこかにあるだけでも、
あまり好ましくないことと捉えられてしまいます。

 

風水における開運の基本は「整理」「整頓」「清潔」であるため、
(ちょっと極端な言い方で語弊はありますが)
猫をはじめとするペットの存在は「凶」、「不浄」と考えられてしまうのです。

 

ただ、人間用のトイレと同じように、
常に清潔に保つことができればその凶意を抑えることができます。
最近はこんなオシャレな猫用トイレも販売されていますので、
工夫次第ではそのデメリットをカバーすることは可能でしょう。

 

こんなことわざもある

あなたは犬派? それとも猫派?

 

…コレ、飲み会の席などでも度々話題をして挙がるテーマですよね。

 

「そりゃあやっぱり、忠誠心の強い犬でしょ!」
「いやいや、猫のツンデレっぷりがたまらないんだよ〜」

 

結構、盛り上がる話題の一つだったりしますが…(笑)。

 

では、犬と猫、風水ではどのように捉えられているのでしょう。
それを知る上で参考になるのが、中国に伝わる次のことわざです。

 

「自来狗富、自来猫窮」

 

簡単に訳すと、

 

「犬が自分でやってきたらその家は栄える。
猫が自分からやってきたらその家は没落する」

 

…といった意味になります。

 

犬は、主人に非常に忠実な生き物として知られていますよね。
それなのに、自分の主人を捨ててまで他の家に入ってくるということは、
その家はそれだけ良い「気」があふれているということ!

 

逆に、わがまま&お嬢様気質な猫に気に入られてしまった家は
食い物にされて衰退していくだろう…というわけです。

 

このことわざを元に推察すると、風水では
「猫=不吉な存在」と捉えられているようにも解釈できますが…。
基本的には、どちらも家の中を汚す存在には違いないため、
「開運のためにぜひ飼ったほうが良い!」とは推奨できません。

 

いずれにしても、飼うのであれば
室内をできる限り清潔に保つ努力が必要になりますよ。