インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

鳥は幸運を運んでくる!

気づいたら、自宅の屋根裏に鳥が巣を作っていた。

 

こんな経験、ありませんか?

 

蜂の巣を発見すると、「すぐに撤去しなくては!」と焦ってしまうのに、
鳥の巣は「ヒナが巣立つまでは見守ってやるか」
…と、あたたかく優しい気持ちになれたりするから不思議なものです。

 

単純に、「蜂と違って自分や家族に危害が及ばないから」
という理由も考えられますが、もしかしたら私たちは、
鳥一家の姿に自分たちを重ね合わせて見ているのかもしれません。

 

子供のために必死に家を作る親鳥の姿、そして、
元気いっぱいに鳴くヒナ鳥の様子。
他人事とは思えず、ついつい応援してしまいたくなるのでしょうね。

 

風水では、鳥は「天の遣い」と考えられています。
なんでも、神様からのメッセージを運んでくる動物なのだとか。

 

ですから、鳥が家に巣を作る=住み着くということは、
風水的な観点から見れば最高にHappyなことなんですよ!
ぜひ、壊さずにそのまま住まわせてあげることをオススメします。

 

本物の鳥に限らず、鳥をモチーフとした置物や絵も、
風水では開運アイテムとしてよく使われているようです。

ただし、カラスは例外!

風水では、鳥は幸運を運ぶラッキーアニマル。
ですが、残念ながらカラスは例外。
古くから「悪い知らせを運んでくる」と伝えられているのです。

 

カラスは、私たちにとって
最も身近な鳥類と言っても過言ではない存在。
「カラスなら毎日見てるよ!」という方も多いことでしょう。
それが、ネガティブな意味が強い鳥とは…
なんとも残念ですね。

 

確かに、全身真っ黒な彼らの風貌は、
なんとはなしに不吉な予感を抱かせます。

 

「カラスと目が合った日は、大事なアポイントはキャンセルしたほうが良い」

 

というジンクスもありますので、
屋根や電柱の上で彼らの存在を感じたら
なるべく目線を合わせないように
そーっと移動したほうが良いかもしれません(笑)。

 

逆に、色彩の鮮やかな鳥は幸運の象徴。
「良い知らせを運んでくる」と言われていますので、
見慣れない美しい鳥を見かけたらラッキーなことが起こるかも!

特に縁起が良いのは?

風水では、鳥類は全般的に良い知らせを象徴する動物なのですが、
中でも特に「縁起が良い!」と言われている種類の鳥がいます。

 

まず、街中でもよく見かける鳩。
言わずもがな、「平和の象徴」として世界各国で愛されている鳥です。
もっとも、最近は餌付けされた鳩も多く、幸運の象徴どころか
迷惑な害鳥として扱われるケースも多いようですが…。

 

一方、普段見かける鳥ではないものの、
風水では最もメジャーなのは「鳳凰」という伝説上の鳥。
幸せな結婚を象徴する鳥として、
龍とセットで描かれることが多いようですね。
子宝に恵まれる、仕事で成功する、社会的な地位が上がる…等々、
あらゆる運気を上げてくれる力があるそうです。

 

実在する鳥の中で、
鳳凰に負けないくらいの開運力を持つ鳥といえば
日本でも人気の高い「ツル」。
風水の世界では、「長寿」と「永遠の愛」という
人間が求めてやまない2つを象徴する鳥として知られています。

 

カラフルな鳥の代表でいえば、孔雀。
鳳凰のイメージとピッタリで、その美しい色彩は
時代を超えて人々の心を惹きつけて止みません。
風水では、美容運や人気運の象徴として
孔雀の絵画や置物がよく用いられています。

 

他にも、仕事運を上げる鳥として雄鶏、
子宝を授けてくれると言われるカササギ、
名誉運を上げてくれるワシなどが有名ですね。

 

犬や猫のインテリアグッズ、ペットもかわいいですが、
開運という観点では鳥も選択肢に入れてみると良いでしょう。