インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

掃除をサボるとあれこれうまくいかなくなるかも?

水回りは、家の中でも特に掃除に力を入れて欲しい場所。
ちょっとでも掃除をサボると、カビにぬめり、悪臭…と、
不快な症状が気になるようになりますからね。
見て見ないフリをしていると、汚れはヒドくなる一方です。

 

風水でも、水回りはキレイに汚れを落として
常に整理整頓しておくというのが基本ルール。
水回りというのは、家族の健康運や美容運、
金運、愛情運…と、運気に影響を与える場所ですから、
汚れた状態では運気が下がってしまうのです。

 

例えば、バスルーム。
ここは、身体の汚れを落とすと共に、
風水では「悪い運も洗い流す場所」と言われています。
ただでさえ汚れや悪い運気が溜まりやすい場所ですから、
放っておくと、運気の代謝も悪くなってしまいます。
排水溝の掃除も、できれば2日に1度は行いましょう。

 

洗面所は、美容運に直結する場所。
特に、鏡が汚れていたりすると、肌荒れの原因になります。
また、愛情運にも直結する場所ですから、
シンクだけではなく、蛇口の周りや床もピカピカにしましょう。

 

トイレは、健康運や金運に関係する場所。
汚れたままにしていると、お腹の調子を崩したりします。
また、フタを開けっ放しにしておくと
せっかくの金運が逃げていってしまいますのでご注意を!

 

最後のキッチンは、言うまでもなく
家族の「命の源」を作る場所。
ここが汚れていると、食べ物のエネルギーが損なわれてしまいます。
悪い気が溜まると食材の傷みも早くなりますので、
常に清潔なキッチンづくりを心がけましょう。

湿気が溜まると陰気も溜まる…

水回りのカビに悩まされている…。

 

「マメに掃除しているのに、どうして!?」

 

…それは、湿気が溜まりやすい環境になっている可能性が考えられます。
水回りは、家の中でも、特に「換気」を重視したい場所。
常に換気扇を回しておくのが理想的です。
実際、最近の住宅は、「常時換気」というのがスタンダードのようですよ。
(賃貸住宅も含め)

 

もし水回りに換気扇がない住宅なら、
まめに窓を開けて空気を入れ替えましょう。
風水では、湿気=陰気と捉えられていますので、
室内に湿気が溜まるのは絶対にNG!
全体として、「陰」と「陽」の気のバランスが取れている状態が理想なのです。

 

陰の気が強くなり過ぎると、
そこに住む人の健康運に悪影響が出てしまいます。
実際、湿気が多い季節になると、
冷え性が悪化したり、関節痛が出たり…といった経験はありませんか?
女性の場合は生理痛が悪化することもありますので
特に注意したいポイントです。

 

また、風水では、
「過度の湿気は金運を流してしまう」という考え方があります。
「金は良質の水を生み出す」と言われ、
水の気と金の気は、本来は相性が良いものなのですが、
あまりに水の気が強すぎると散財につながる傾向があります。
そんなことにならないためにも、水回りの換気を心掛けましょう。

残り湯は使わないのが風水ルール

「もったいないから」と、
お風呂の残り湯を使って洗濯している方も多いのでは?
確かに、「エコ」の観点から見れば、
大量のお湯をそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。

 

しかし、風水の観点からすれば、あまりオススメできません。
なぜなら、湯舟のお湯には、
1日分の汚れと共に、悪い気が溜まっているからです。
バスルームは、水回りの中でも特に、
陰の気が溜まりやすい場所と言えるでしょう。

 

そんな汚れた“気”に満ちたお湯を使って洗濯したら…
衣類をキレイにするどころか、かえって汚すことになってしまいますよね。
ですから、残り湯は使わないというのが風水のルールなのです。

 

「節約のために、どうしても!」
という場合は、塩をひとつまみ入れてから使いましょう。
塩には浄化作用がありますので、
これによって悪い気を浄化することができます。