インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

衝動を鎮める色

青には、人の衝動を鎮める力があります。
実際、青い色を多用したインテリアの部屋にいると、
気持ちが落ち着いてついウトウトしてしまったり…。
みなさんは、そんな経験はありませんか?

 

そうでなくとも、「クール」「冷静」という言葉から
青い色を連想する方は多いのではないでしょうか。

 

風水でも、青は「水」の気を象徴する色であり、
水が持つ冷たさや流動性を表す色と考えられています。
よく知られているところでは、

 

「ダイエット中は、インテリアに青を増やすと良い」

 

という風水ジンクス。
なぜかというと、「食べたい」という衝動を抑えてくれるからです。

 

これは、風水を超えて医学的な知見からも理にかなっている話。
青には副交感神経を優位にする作用があるので、
心身をリラックスモードに切り替えるのに効果的!

 

逆に交感神経が優位だと心身は活動モードになります。

 

「イライラするから食べる」「食べたいという衝動を抑えられない」「食べ過ぎる」
…というネガティブな循環を断ち切ってくれるわけです。

 

同じく安眠にも効果的ですので、
「熟睡できない」「眠りが浅くて疲れが取れない」とお悩みの方は
寝室のファブリックは青で統一するのがオススメですよ。

仕事運UPにも効果的!

風水では、青は「水」の気が強い色。
そしてその水には、「木」を育てる力がありますよね?
仕事運は「木」の気を持つと言われていますので、そこから転じて
「青い色のアイテムは仕事運UPに効果的」
…と解釈することができるのです。

 

実際、ビジネスの場では「冷静であること」が成功の鍵。
自分を含め、全体を客観的に俯瞰できる目を持っていなければ
肝心な時に狂いのない一手を打つことはできません。
そう考えると、「青がビジネス運を上げる」というのは
あながち「単なる迷信」と一笑に付すことはできないでしょう。

 

また、青は人をクレバー(知的)に見せてくれる色でもあります。
やり過ぎはかえって嫌味になりますが、
ベースを青系の色でまとめてあとは他の色でアクセントをつける
…というさわやかコーディネートなら好感度高し!
なおかつ都会的でスタイリッシュです。

 

合わせる色としては、グリーンがオススメ。
水が植物を育てるように、グリーンが持つ「木」の気を育て
仕事運UPにつなげてくれるはずです。

 

一方、オレンジやピンクなどの暖色系のカラーと合わせると、
恋愛運や家庭運に恵まれますよ。

ネガティブな意味も知っておこう

青は、海の色であり、空の色。
想像しただけで、心の中がす〜っとクリアになっていくような…
そんな透明感を想起させる色でもあります。

 

イメージでいうと、「さわやか」「冷静」「若々しさ」…。
あまり、ネガティブなイメージは浮かんできませんよね!?

 

しかし、風水では、ちょっと注意が必要なネガティブな意味もあります。
まず、青は「水」の気が強い色なので、
水=冷たいという特徴から転じて「冷えやすい」。
すなわち、ただでさえ冷えやすい北側の部屋のインテリアには
あまり使わないほうが良い色と言われています。

 

ファッションでも、あまり青を多用し過ぎると
「冷たそうな人」と思われてしまうこともあります。

 

加えて、風水では「人は着ている服から運気を吸収する」という考え方があり、
これに則って考えると
「青い服を着ていると冷え性になりやすい」
とも言えますよね。

 

また、水が流れていくように金運も流れていく…ということで、
「青い財布は散財しやすくなる」という説も!

 

「財布を選ぶ時には、青は避けた方が良い」

 

というのは、少しでも風水をかじったことがある方の間では
常識と言っても過言ではないかもしれません。

 

青いアイテムをインテリアやファッションに取り入れる際には、
以上のようなデメリットを考慮の上で
ネガティブな影響を避けられるようにご注意を!