インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

大地のように運気を育む色

茶色と言うと、みなさんは何をイメージしますか?
おそらく、「土」と答える方が多いのではないでしょうか。

 

風水でも、茶色は「土」の気を持つ色。
植物は土の中に根を張って養分を吸収し、
その植物を食べた動物も成長し、
彼らの老廃物や死骸が再び土に還る…。

 

この循環を支える、まさに「母なる大地」の色であり。
優しさと温かさを備えた「母性」の象徴でもあるのです。

 

ですから、風水では、茶色は
「運気を育む色」と表現されることが多いですね。
家庭運、仕事運、金運、健康運、恋愛運…
あらゆる運気を育ててくれる力を持っているんです。

 

確かに、家庭が安定すれば仕事にも集中できますし、
仕事の能率が上がれば収入UPにもつながる。
生活が充実していると心身の状態も良くなりますし、
お肌のコンディションも整って外見的な魅力もUP!
行動も積極的になって、良縁をつかみ取りやすくなる…。

 

…と、ちょっと強引ではありますが(笑)、
究極的には全ての運気はつながっていると考えられますからね。

 

ちなみに心理学では、茶色は「安定」や「責任」「協調性」を表す色。
どっしりと構える大地のイメージに合致していますよね。

キーワードは「土台」

インテリアに茶色を使う場合は、
床に近い場所を中心にまとめるのがポイント!

 

なぜかというと、風水では「土」を象徴する色だからです。
土は、常に私たちの足元にあるものですよね。
これにならって、インテリアでも「茶色は足元」が基本なんです。

 

足元に、「安定」の象徴である土=茶色を持ってくることで、
風水的には「土台を安定させる」という意味があります。

 

とりわけ、家庭内の中心であるリビングでは超・重要!
家庭運を左右する場所ですから、
やはり土台はしっかりさせておきたいところです。
床材やローボードなどは木製=ブラウン系をセレクトしましょう。

 

とはいえ、洋間の床材は色調の明暗に種類があるにしても
色としては茶色系がほとんどです。
もし、床が青や赤だったら…なんだか落ち着きませんよね!?

 

風水云々を超えた本能的な部分で、
私たちは自ら家の中に「大地」を作り出そうとしているのかもしれません。
ですので、

 

「木製(茶色系)の家具を置くなら、高いところではなくて低いところに」

 

と意識して置く程度で良いでしょう。

意外!?どんな色とも相性良し

インテリアとしては違和感がなくとも、ファッションに使うとなると
「地味」「おじいちゃんorおばあちゃんっぽい」
…というイメージが強く、敬遠してしまうという方も多いかもしれません。

 

しかし、実はどんな色とも相性の良い万能選手!
白と合わせるとレトロクラシックで上品なイメージに。
黒と合わせると大人っぽく、落ち着いた印象に。
緑や青と一緒なら、さわやか&健康的な若々しさを演出できます。

 

風水的な観点から見ると、
黄色との組み合わせがオススメですね。
土×土で金運を生み出すパワーが強くなるんです。

 

お財布を選ぶ時はブラウン系が良いとはよく言われますが、
「茶色」というよりはベージュやキャメルなど
黄色味の強い色調のものが良いでしょう。