インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

花瓶を選ぶ際のポイントは?

たった1輪でも良いので、お部屋に生花を飾ってみてください。
それだけで、なんとなくドヨ〜ンと淀んでいた空間が
パッと明るくなったような“花やぎ感”を感じられるかもしれません。

 

「お花を飾ることで生活に彩を与える」
とは、非常に的確な表現だと言えるでしょう。

 

それほど、生の植物が持つ影響力は大きいということ。
風水的には、
「邪気を吸収して場の“気”を整える力がある」
と考えられており、
家の中のウィークポイントによくレイアウトされるアイテムです。

 

しかし、意外と見逃されがちなのが、花瓶の選び方。
「どの方角に、どんな種類の花を飾るべきか?」
という点にばかり意識が向いてしまいがちですが、
どんな素材の、どんな形の、どんな色の花瓶をセレクトするか?
花瓶の選び方次第でも運気は変わってくるのです。

 

もともと、花は大地に根を張るもの。
それを人工的に切り出して生けるわけですから
その土台=つまり「土」の代わりとなる花瓶も
非常に重要な意味を持つものなのです。

 

ちなみに、風水では、「花瓶の水は毎日交換する」が基本中の基本!
水はただでさえ「陰」の気が強い性質を持っていますので、
汚れるとますますよどんだ気を放つようになってしまいます。
花瓶の水は常に新鮮に保ちましょう。

方角別・オススメの花瓶

風水では、各方角にはそれぞれ意味があると考えます。
また、司る運気や相性の良い素材、色も異なりますので、
花瓶を選ぶ際にも「方角」が重要になります。

 

ここでは、方角ごとに相性の良い花瓶のタイプをご紹介します。

 


風水では「水」の気が強いと言われる方角。
貯蓄運や愛情運、子宝運と関係が深い方角です。
花を飾るなら、白くて丸いフォルムの花瓶に、
白い花を大胆にアレンジするのがオススメ。
ピンクやオレンジなど、温かみのあるカラーのお花とも相性の良い方角です。

 

北東
風水では、「高い山の土」の気が強いと言われる方角。
「変化」「革新」を司る方角で、貯蓄運や不動産運とも関係が深いと言われています。
花瓶の選び方やアレンジ法は北と同様。
白くて背の高い花と相性の良い方角です。

 


風水では、成長著しい若木=「木」の気を持つ方角。
仕事運や発展運を司る方角です。
花瓶は、クリスタルがオススメ。
赤、青、ピンク、白などの花を、自由に伸び伸びと生けると良いでしょう。

 

南東
青々と茂る樹木=「木」の気を持つ方角。
風水では、恋愛運や対人運、コミュニケーション運に影響を与えると言われています。
花を生けるなら、木製の器が吉。
ピンク、オレンジ、白、緑などの花を、4本生けるのがポイントです。
飾り方は自由でOKです。

 


風水では「火」の気を持つと言われている方角。
芸術的な才能や美容運、人気運を司ると考えられています。
クリスタルの花瓶に、背の高い派手な花を飾るのが開運のポイント!

 

南西
北東と同じく「土」の気が強い方角ですが、
こちらは低い土地の肥沃な土です。
土が植物を育てるように、家庭運や金運を育てる力があります。
花瓶は、陶器製の物がオススメ。
クリーム色の花瓶に、横広がりに低く生けるのがポイントです。
色としては、黄色、山吹色、緑などがオススメです。

 

西
言わずと知れた、金運UPの方角。
ズバリ、「金」の気が強い方角です。
花瓶も、陶器製でゴージャスな物が良いですね。
お花の飾り方も、大きく、派手にアレンジするのが開運のポイントです。
色は黄、ピンク、白、ゴールドがオススメです。

 

北西
風水では、「主人の方位」と言われる方角。
そこに住む人の出世運や社会運、勝負運を左右すると言われています。
花瓶は、高級感のあるデザイン(例えばキラキラしたもの)で、
なおかつ丸みを帯びたフォルムのものをセレクトして!
(丸い形は「金」の気が強いのです)
お花の色はクリーム色や白、淡いピンクが合います。