インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

もしかして…靴は出しっぱなし?

みなさん、ご自宅に帰った後、靴はどうしていますか?
脱いで、そのまま出しっぱなし?
それとも、きちんと靴箱に収納していますか?

 

「毎回、そのまま放置」
「気づくと、お母さんが収納している」
「普段は脱ぎっぱなしだけど、大事な靴は手入れしてから収納する」

 

…色んな方がいらっしゃると思います。

 

では、もし、その靴の状態が自分の運気を左右しているとしたらどうでしょうか。
風水では、靴が出しっぱなしでごちゃごちゃしている玄関には
幸運は入ってこないという説があります。
私たちがキレイに片付いた空間を「気持ち良い」と感じるように、
運気もまた、スッキリした空間を好むのです。
(もっとも、汚れた部屋のほうが落ち着く方もいらっしゃるでしょうが…笑)

 

脱いだ靴を靴箱に入れるなんて、ものの数秒もあればできることですよね。
たったそれだけのこと。
しかし、それを日常的にできるかどうかが人の吉凶を分けているのだとしたら…。
玄関を整理整頓しないのは、非常にもったいないことですよね。

 

自らの手で幸運を味方につけるためにも、玄関は常に美しくキープしましょう。
脱いだ靴は、きちんと靴箱に収納しましょうね。

靴箱の選び方が運気を左右するかも!

さて、その靴箱の選び方にもポイントがあります。

 

風水では、“気”の流れを中心としてレイアウトを考えますので、
この気の流れを妨げるようなデザイン、大きさの靴箱は基本的にはアウト!
背が高過ぎたり、幅を取り過ぎたりする靴箱は、気の流れを邪魔してしまいます。
それでは、せっかく入ってきた幸運が家の中に入れなくなってしまいます。

 

ただし、賃貸マンションにありがちな、壁と一体になっているタイプはOKです

 

玄関の広さと靴箱の大きさのバランスが取れていることが最も大事なんですね。

 

…とはいえ、小さすぎる靴箱も考えものです。

 

良い運気(特に金運)を呼び込むには、「空間」が必要です。
余裕なく、びっしりと靴を詰め込んでいるような状態では、
新しい“気”を呼び込むことができなくなってしまいます。

 

不要な靴は処分する、不必要に靴を買い込み過ぎないなど、
在庫管理にもご注意を!

 

加えて、玄関の方角ごとに、相性の良い靴箱とそうでない靴箱があります。

方角別 靴箱の選び方のポイント

風水では、それぞれの方角に意味があり、
相性の良い色や素材があると考えられています。

 

ですから、靴選びの際にも、玄関がある方角が持つポジティブな“気”を高め、
逆にネガティブな面は鎮めるようなものを選ぶというのがポイントになります。

 

まずは、家の中心から見て玄関がどの方角にあたるのか
これを確認してみましょう。

 


風水では“水”の気が強いと言われている方角。
あまり寒色系のカラーを使うと寒々しい印象になる上に
水が持つ“陰”の気を強くしてしまいます。
ここは、「金の気は良質の水を生む」という考え方に基づき、
水と相性の良い「金」の気を持つホワイトやクリーム系の色の靴箱が良いでしょう。

 

北東
風水でいうところの、「鬼門」の方角。
邪気が入りやすい玄関です。
これをカバーするためには、金の気が強いアイテムで
「邪気を反射させる」という考え方がポイントになります。
メタリックカラー(白、シルバーなど)の靴箱がオススメです。
(金属素材の物がベストでしょう)

 

東、南東
「木」の気が強く、発展や成長、出会いを応援してくれる方角。
玄関としては最適です。
この「木」の気をキープするためにも、ブラウン系やグリーン系の靴箱が良いでしょう。
木製で、木目が入っている靴箱を選ぶのが手っ取り早いですね。

 


風水では「火」の気が強いと言われる方角で、
陰陽のバランスでいうと「陽」が強くなりがちです。
これを押さえる意味では、木製のナチュラルな靴箱が賢い選択。
気のバランスを調整してくれます。

 

南西
こちらは、風水では「裏鬼門」と呼ばれる方角。
北東と同じように邪気が入りやすいので、金の気が強い靴箱で
悪い気を跳ね返しましょう。

 

西
言わずと知れた、「金運」と密接に関係している方角。
ベージュやクリーム色など、金の気を帯びつつも
わざとらしくなく、上品な印象を与える色の靴箱がオススメです。

 

北西
風水では「主人の方位」と呼ばれ、
そこに住む家主の仕事運、社会運、出世運を左右する方角です。
キーワードは「高級感」!
ウォールナットなど、ちょっと色が濃くて上質感のある靴箱を選びましょう。