インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

飾るなら、ドライフラワーではなく生花を!

家に入った時、玄関に鮮やかなお花がパッと目に入ってくると、
明るい気持ちになりませんか?

 

ゲストとして招かれたのであれば、
「ああ、自分は歓迎されているんだな」
と嬉しくなったり…。

 

それは運気だって同じこと。
玄関から入ってきた時、靴が乱雑に散らかっていて
臭〜い足のニオイが充満していたら

 

「こんな家はごめんだ!」

 

と逃げて行ってしまいます。

 

逆に、キレイに整理整頓されて美しいお花が飾ってあれば、

 

「居心地が良さそうだな」
「自分を大事にしてくれそうだな」

 

と、お花の香りにつられてフラフラっと中に入ってくることでしょう。

 

風水では、生花はその空間に「生気」を与えると考えられており、
開運のためのラッキーアイテムとしてよく用いられます。
とりわけ、運気の入り口である玄関風水では
「必需品」と言っても過言ではないくらいですね。

 

逆に、ドライフラワーは、「生気がない」=“陰”の気が強い
ということで、玄関には飾らない方が良いアイテムとして知られています。
確かにオシャレではありますが、玄関に飾るのであれば
ドライフラワーよりも生花が正解ですね。

 

ただし、各方角に合う花と合わない花があります。
なぜなら、花はそのフォルムや香り、色によって帯びる“気”が違いますし、
方角にもそれぞれ、持っている意味や“気”があります。

 

方角が持つ意味や、自分が上げたいと思う運気に合わせて、
相性の良い花、パワーが強い花を選ぶことが風水のポイントなのです。

方角別 運気を上げるラッキーフラワー

ここでは、各方角に合うお花をご紹介します。
まずは、家の中心から見た時に
「玄関がどの方角に当たるのか?」を確認しましょう。

 


風水では、「水」の気が強いと言われている方角です。
「独立」「自立」「平穏」といった意味を強めるには、
同じく水の気が強い、洋ラン(白)、ユリ、ヒナギクがオススメです。
「金は良質の水を生む」という考え方から、
金の気が強いピンク系の花も開運(特に金運)につながります。
花瓶は白いものを選びましょう。

 

北東
冬になるとすっぽりと雪に覆われてしまう高山。
そんな厳しい環境にある「土」の気が強い方角です。
白くて背の高い花、例えばパラレルなどが合うでしょう。
白いマーガレットも、この方角と相性が良い花です。
「変化」を呼ぶ方角なので、良い変化が期待できるはずです。
(不動産運UPにも効果アリ◎)
花瓶は白いものを選びましょう。

 


若々しい「木」の気に満ちた方角。
葉っぱが多い花を飾ると、木の気が持つ発展運をサポートしてくれます。
花としては、サクラやハナミズキがこの方角と相性が良いのだとか。
木を成長させるという意味で、水色の花も良いですね。
アジサイなどはいかがでしょう?
花瓶はクリスタルがオススメです。

 

南東
同じく、「木」の気が強い方角。風水では、
「コミュニケーションを活性化してくれる」
「良縁を運んでくれる」
…と言われています。
緑が多い花も良いですが、オレンジ色の花と特に相性が良いですよ◎
オレンジのバラやガーベラなんてどうでしょうか!
(オレンジではありませんが、サクラ、ライラック、
ツツジなどもよく使われていますね)
花瓶は木製の物が良く合います。

 


夏の太陽のように、情熱的に燃える「火」の方角。
クレマチスのような大きな花を飾ると、あなたの魅力もUpします。
大輪で派手めのお花をチョイスしましょう。
花瓶はクリスタルがオススメです。

 

南西
低い土地の肥沃な「土」の気が強い方角。
背丈の低いパンジー、ミモザなどの花を飾れば、家族運が強化されます。
色は黄色いが最適ですね。
ひまわりも相性が良いですよ。
花瓶は、陶器(土の気が強い)を使いましょう。

 

西
風水では「金運」を司る方角。
丸いフォルムは金運があつまりやすいので、
カーネーションやチューリップ、バラなどのお花が金運UPにつながります。
花瓶は丸みを帯びたフォルムの物、ゴージャスなデザインを選びましょう。
「土は金が生む」という風水の考え方に基づき、
焼き物や陶器など「土」の気が強い花器も運気を上げてくれますよ◎

北西
同じく、「金運」と深い関係のある方角。
加えて、家主の仕事運や出世運にもつながる方角なので、
ダリアのような高級感のあるお花が良いでしょう。
色は白がオススメです。
花瓶は丸みを帯びたフォルムの物、
ゴージャスなデザインを選びましょう。