インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

子供は「木」そのもの!

子供って、ある意味、植物みたいですよね。
水や栄養を与えれば、それにこたえるようにすくすく育っていく。
太陽の元で伸び伸びと遊んでいる姿は、
空に向かって枝を伸ばしている「木」の姿とも重なって見えます。

 

実際、風水では、子供は「木」の気を持つ存在だと考えられています。
ですから、子供部屋のレイアウトやインテリアについても、
「木」を意識した部屋づくりがポイントになるわけです。

 

「“木”を意識する…ってどういうこと?」

 

という方は、まずは風水で出てくる「五行」って何?
風水の基本的な考え方をご確認ください。

 

詳細は割愛しますが、各方角にはそれぞれ「意味」があり、
五行(木火土金水)のうちのいずれかの“気”を強く帯びています。
ですから、子供部屋を作る際には、「木」の気を持つ方角のパワーを
最大限に生かせる部屋作りが大切なのです。

 

「たかが風水」と笑う方もいらっしゃるかもしれませんが、
子供というのは、大人以上に
目には見えないものの影響を受けやすいものです。
大人には感じられない“気”の流れに対しても
敏感に反応してしまうことがあるのです。

 

ですから、心身の成長を妨げない部屋作りには
風水の知恵が生きてくるというわけ!

ベッドは東に向けよう

子供は「木」の気が強い存在。
それならば、同じく「木」の気を帯びている方角と相性が良いはずですよね。
それはどちらか…。

 

正解は、東と南東です。
特に、東は、成長過程にある若木を象徴する方角。
この方角のパワーは、子供の健やかな成長をサポートしてくれます。
ですから、子供部屋のベッドは枕を東に向けるというのが風水ルールですね。
風水では、「人は寝ている間に頭から運気を吸収する」
と言われていますので、東向きに寝ることで、
東が持つ成長運や発展運を取り込むことができるのです。

 

ちなみに、木々の成長には、ある程度の風が必要なのだそうです。
風が吹かないと、内側の葉っぱに光が当たらず、
成長に必要な光合成ができなくなってしまうからです。

 

ここから転じて、子供部屋にも風通しが必要。
家具類は低めで統一して、風の流れをスムーズにしておきましょう。

 

キレない子供に育てるためには?

「キレやすい子供」

 

すでに使い古されたような感もある表現ですが…(笑)。

 

キレやすい子になるか、穏やかな子になるか。
それはもう、親の育て方次第だろう!
と思われがちですが、実は、風水のテクニックを使って
子供の心を変えていくことができるんです。

 

基本は、「片づけ」。
風水では、とにかく整理整頓を重んじますよね。
それは、良い運気というのはスッキリと片付いた
清潔な空間を好んでやってくるものだからです。

 

実はコレ、室内の“気”の流れを整えることにもつながっているんですね。
ですから、部屋を片付ければ、気の巡りが良くなり
間接的に、そこに住む人の気持ちも片付くということ。

 

逆に、散らかしっぱなしにしていると、室内の気は乱れたままですから、
それが子供の心理状態にも悪影響を与えてしまうのです。

 

子供部屋は、「散らかしたら片付ける」が風水ルール。
子供の頃からその癖をつけておくと、
掃除の習慣も身につきますし、
精神的にも穏やかでキレにくい子供に成長します。

 

補足として、子供部屋に観葉植物を置くというのも良い手ですね。
「観葉植物は最強のラッキーアイテム」でも紹介していますが、
植物には、部屋の気のバランスを整える作用があります。
「木」の気を持つアイテムでもありますので、
東に置けば「成長運」や「発展運」を高める効果にもつながります。

 

ぜひ取り入れてみてください!