インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

子供は目に見えない物の影響を受けやすい

子供は、目に見えないものの力や、
大人が感じないものを敏感に感じ取っていたりします。

 

例えば、奥様の実家では伸び伸び過ごしているのに
旦那様の実家に行くと、グズッたり、人見知りをしたり
といった経験はないでしょうか?
ママの緊張や、独特の「嫌〜な感じ」を
敏感に察知しているんでしょうね。

 

そんな子供が過ごす部屋だからこそ、
子供部屋は風水のテクニックで整えてあげたいところ。

 

「風水〜?そんなの当てになるの?」

 

とバカにする方も多いようですが、
風水で子供部屋のレイアウト変更をしたところ、
成績が上がったり、性格が明るくなったり、キレなくなったり…と、
ポジティブな変化が表れたという例も少なくないのです。

 

とりわけ、色=カラーによる影響は大きいようですね。
どんなカラーで子供部屋をコーディネートするかによって、
子供がその部屋で感じるものは違ってきます。

 

風水では、子供は成長過程のある「木」の気を持つ存在ですから、
これを育てるという意味で、「水」の色=ブルー系のカラーが、
「相性が良い」「子供を成長させてくれる」と考えられています。

 

しかし、子供部屋の方角によっても、その相性は違ってきます。
なぜなら、各方角には意味があり、
持っているパワーも相性の良い色も異なるからです。

方角別 子供の成長をサポートする子供部屋コーデ

まずは、家の中心から見て
子供部屋がどの方角にあるのかを確認しましょう。

 

 


風水では「水」の気が強いと言われる方角で、
「冷静」「平静」「鎮静」「自立」といった意味があります。
落ち着いて勉強を頑張るには最適の方角ですね。

 

カラーとしては、グリーン系が良いでしょう。
水の気が強すぎると「陰気」になりやすくなりますし、
冷えやすくなります。
これを緩和するためには、「木」の気が強いカラーを使うことで
水を吸収してもらうのが効果的なのです。

 

同じ理由で、観葉植物を置くのもオススメのテクニックです◎

 

北東
季節によって表情を変える山(土)の気を帯びた方角。
風水では、古くから、「変化」をもたらす方角として知られています。
この方角に子供部屋があって、
しかもオモチャなどが出しっぱなしで散らかっていると、
家庭内に良くない変化を呼び込みますのでご注意!

 

カラーとしては、白をベースにすると、家庭内の金運が上がります◎
気の流れも整うので、悪い変化を呼びやすいという弱点もカバーできますね。

 

さらに、ワンポイントで赤(「火」)をプラスすると、
「火は灰になって土に尽くす」ということで
北東が持つ「土」の性質を強化することができますよ!

 


空に向かって伸び伸びと成長していく若木の気を持つ方角。
「成長」「発展」といった意味もあり、
子供部屋としては最適な方角です。

 

カラーとしては、「木」の気をキープするという意味でグリーン系。
さらに、「木を成長させる」という意味から、水=ブルー系もよく使われます。

 

南東
小鳥や虫が集う、大きな「木」の気を持つ方角。
そこから転じて、「コミュニケーション」や「出会い」「良縁」を司る方角です。
特に、女の子の子供部屋として好まれる方角ですね。

 

カラーとしては、グリーン系も良いですが、オレンジ色が良く合います◎

 


風水では「火」の気が強い方角。
この方角に子供部屋があると、とにかく元気で明るい子に育ちます。
太陽に向かってすくすく育つ、ひまわりみたいなイメージでしょうか。

 

ただし、「火」の気が強すぎると、
落ち着きがなくなったり、キレやすい子供になったりします。
カラーとしては、原色や派手な色は避けて、
淡いグリーンなどのナチュラルなカラーがオススメです。

 

南西
肥沃な「土」の気が強く、風水では「家庭運」を司る方角。
こちらに子供部屋があると、内弁慶な子供になりやすい!
自立を妨げてしまうかもしれませんので、
特に男の子の部屋としてはあまりオススメできませんね…。

 

カラーは、土を思わせる黄色に、
畑の植物を連想させる黄緑色をミックスすると良いでしょう。
家族想いの優しい子に育ちます。

 

西
風水では、その家庭の「金運」に直結する大事な方角。
こちらに子供部屋があり、オモチャなどで散らかっている状態だと、
金運が弱くなりますのでご注意!
常に片づけを徹底させてください。

 

オススメのカラーは、「金」を生み出す土の色、黄色です。

 

北西
「主人の方位」と言われている方角。
本来は、家主の部屋を作るべき方角です。
北西に子供部屋があると、責任感が強く、大人びた子供になります。
親離れも早いでしょうね。

 

カラーとしては、ベージュや淡いピンクなど、
「金」の気が強くて高級感のある色を取り入れると良いでしょう。