インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

寝室を見直してみよう

ストレスは万病の元。
交感神経が優位になりますから、身体は常に「攻撃モード」。
いつでも戦えるようにと、呼吸は浅くなりますし、
血圧も高い状態が続くことになってしまいます。

 

自律神経系のバランスが崩れ、
女性の場合は、月経のリズムが乱れたりすることもありますよね。

 

「ああ、最近、ストレスが溜まっているな」

 

…と感じたら、寝室の環境を見直してみましょう。

 

風水では、人は寝ている間に運気をチャージすると言われています。
ストレスが抜けない、疲れが回復しないということは、
寝室が「良い気をチャージできる場所」になっていないのかもしれませんよ?

 

例えば、ベッドのシーツやカーテンの色に「赤」を選んでいませんか?
赤は、風水では「火」の気が強いと言われている色。
イライラを増長させたりしますので、
心身を休める場所である寝室には適さない色なんです。

 

オススメは、ブルーやグリーンなどの寒色系の色ですね。
科学的にも、「副交感神経を優位にする効果がある」と言われており、
心身をリラックスさせてくれる作用が期待できるのです。

部屋のインテリアが心にもたらす影響

風水は、言い換えれば「環境学」。
私たちの心身は、自分で思っている以上に、
周りの「環境」から強い影響を受けています。

 

具体的には、明るさや色、臭い、温度、湿度…等々。
普段は意識していないかもしれませんが、
これらがストレスの元凶になっている場合も多いのです。

 

一般的に、「ストレス」と言うと、
「人間関係のごたごた」
「仕事上のトラブル」
…などをイメージされることが多いのですが、本来は、
温度や湿度などの「身体が感じる不快感」もストレスに分類されるんですよ。

 

そう考えると、環境を整えることで良い運気を取り入れよう、
“気”の流れを整えて幸せになろうという風水の考え方は、
非常に理にかなったものであることがわかりますよね。
幸せとは、「これが“幸せ”というものだ!」という
「絶対的なもの」ではなく、
「その人がどう感じるか」に左右されるものですからね。

 

ストレスを感じやすい。
最近、いつもイライラしている。
気持ちも身体も落ち着けない。

 

そう感じている方は、部屋のインテリアを見直してみましょう。

 

ひょっとして、インテリアコーディネートは赤系?
それとも、いろんなカラーが入り乱れている?

 

アニマル柄のファブリックやファッションアイテムを多用していませんか?

 

壁に、派手なポスターを貼ったりしていませんか?

 

照明が明るすぎるのでは?

 

いずれも、室内の“気”を乱す原因になります。
見た目にゴチャゴチャッとしていたり、
インパクトが強すぎたりするアイテムは、
たいてい、風水では嫌われます。

 

ストレスを溜めないためにも、お部屋のコーディネートはシンプルに!

◆植物の力で癒されよう

ストレスを溜めない部屋にしたい。
でも、方角に併せてカラーコーディネートを考えたり、
ラッキーアイテムをそろえたり…風水ってなんだか面倒くさい!

 

そのように感じる方は、無理しないほうが良いですね。
風水でストレスを解消するどころか、
かえってストレスを増やしてしまうことになっては元も子もありません(笑)。

 

そんな「お疲れさん」なアナタには、観葉植物がオススメ。
悪い“気”を吸収して、室内を浄化してくれる、
“気”の流れを整えてくれる、
…と、風水ではよく用いられる超・優秀なアイテムなのです。
(詳細は「観葉植物は最強のラッキーアイテム」をご覧ください)

 

部屋に一つ、緑があるだけで、不思議と心が穏やかになります。
人間も、自然の一部ですからね。