インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

地下の物置部屋が意味すること

タロット占いには様々なカードの展開法があり、
それぞれの位置に何かしらの「意味」が付与されています。
そして、「各位置にどのカードが出たか?」で、
質問者の知りたいことに対する答えを得るわけです。

 

展開法の一つに、下図のような「ケルト十字法」がありますが、
このBの位置はその人の「無意識」の部分、
潜在意識を表すと言われています。

すなわち、本人は意識していなくとも確かにその人の内面にある感情。
それが、その人の言動に少なからず影響を与えていると考えるわけです。

 

実は、風水にもこの発想と似た考え方があります。
それは、「地下室」の物置部屋の捉え方。

 

地下というのは風水でも「潜在意識」を象徴する場所で、
ここに物置部屋を作ってガラクタを溜め込むということは
心の深い部分にネガティブな感情をしまい込むことにつながってしまいます。

 

ネガティブな感情とは、例えば、
過去への執着、挫折、焦り、虚無感、嫉妬。
こういった物を無意識に溜め込んでおくと、
自ずとポジティブな言動ができなくなってくるのです。

 

ですから、風水では地下室の物置部屋はあまり推奨されていません。
やむを得ず地下室を物置にする場合でも、
定期的に空気を入れ替えたりガラクタを処分したりして、
「気」の流れを循環させることが必要です。

屋根裏の物置は危険!

地下室に物置部屋を作るのは風水的に好ましくない。
では、逆に屋根裏だったら問題ないのでは?
実際、ロフトを作って物置部屋にするケースは珍しくないし・・・。

 

そんな発想に至るのは不自然なことではありませんが、
これまた、風水では難アリ!

 

屋根裏に物置部屋を作るということは、そこに住む人の
向上心やモチベーションを下げてしまうことにつながるのだとか。
上へ上へと伸びていこうとする運気の流れを、
物置部屋のガラクタがせき止めてしまうのだそうです。

 

 

具体的には、何か新しいことを始めようとする時に
余計な不安感にとらわれて前へ進めなかったり、
まだ起こってもいない失敗を恐れて挑戦できなかったり。

 

これは、ビジネスの停滞にもつながりますので、
もしも屋根裏やロフトに物置部屋を作るのであれば
日ごろから整理整頓を心掛けてガラクタを溜めないことです!

物置部屋は基本的に作らない!

地下にしても、屋根裏(ロフト)にしても、
物置部屋は住む人の運気に影を落とすもの。
だったら、一体どこに物置小屋を作れば良いんだ!?

 

実は、風水の考え方を参考にすると、
物置部屋を設けること自体に問題があるんです。

 

物置には、不要なあれやこれやをどんどん押し込めてしまいがち。
もう使わないけど、だからといって捨てるのも惜しいもの。
壊れているけど今すぐ直すのが面倒なもの。
今は使わないけど、いつか使うかもしれないもの。

 

・・・こういった「ガラクタ」を溜め込んでいくことは、
そこにドロドロした古く重苦しいエネルギーを
溜め込むことにもつながります。

 

これは、住む人の運気を落とす元!

 

風水の考え方を元にしてみれば、
理想的なのは「不要な物を一切溜めない」生活。
ですが、やっぱり季節的な物を収納しておく物置部屋って必要ですよね(笑)。

 

その場合は、各階に専用のスペースを確保して、
必要最小限な物だけを収納しておくようにしましょう。

 

そして、定期的に中身を整理して、
常に風通しの良い状態をキープすることです。
これが、悪い運気を一つの場所に停滞させることを防ぐための
最も簡単で効果的な方法と言えるでしょう。