インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

「時期」と「場所」にご注意!

仕事の都合でスケジュールが決められている場合は仕方がないとしても、
引越しの日取りや場所にはこだわりたいものです。

 

おそらく、たいていの方は、

 

「引越し屋さんが空いていたから」
「この時期だと安くなるっていわれたから」
「住みたかった物件に空きが出たから」

 

…と、安易にスケジュールを決めてしまっていると思いますが…。

 

風水では、「しかるべきタイミングに、吉方位に動く」が基本!
もし、「引越してから、色々うまくいかないな」と感じているなら、
それは、時期や場所を間違ったからなのかもしれませんよ?

 

かつての戦国武将も、戦を始める日取りにはこだわっていたそうです。
高名な武将ほど、お抱えの陰陽師が仕えていて、
逐一、戦いのタイミングを決めていたと言われているほど。
それだけ、「何かを始める」「出発する」タイミングというのは、
その勝敗を左右する要因になり得るということですよね。

 

「たかが風水」、「されど風水」です。

 

良くないタイミングに良くない場所に引越したことによって、
仕事や人間関係がうまくいかなくなったら…
なんだか損をしたような気持ちになりませんか!?

引越しを避けたほうが良い方角とは?

一般的に、風水で「引越しではこの方角を避けたほうが良い」
と言われているのは、「五黄殺」(ごおうさつ)と呼ばれる方角です。
これは、その年の九星図で、五黄土星が巡る方角です。
詳細は、次の図を参考にしてください。







 

九星については、「今年のラッキーカラーは?」でも紹介していますが
次の方法で算出することができます。

 

@ 西暦の数字を全て加える。(例:1979年の場合は、1+9+7+9=26 2+6=8)
A 11から@を引く。(例:11-8=3)
B Aの答えから、九星が分かる!

 

1:一白水星
2:二黒土星
3:三碧木星
4:四緑木星
5:五黄土星
6:六白金星
7:七赤金星
8:八白土星
9:九紫火星

 

五黄の気が巡る方位というのは、非常に大きな徳を持った方角なので、
風水では「安易に犯してはいけない方角」。
ですから、この方角への引越しは凶と出るのです。

 

実際、五黄殺の方角への引越しを決行した結果、
病気になったり、家庭内が不仲になったりするケースは多いようですよ。

避けたほうが良い方角をチェック!

五黄殺の他にも、引越しで避けるべき方角があります。

 

まず、「暗剣殺(あんけんさつ)」ですね。
これは、その年の五黄土星が巡る方角の反対側です。
まるで、暗闇から突然剣で刺されるような、
突然で避けられないトラブルに見舞われることがあります。

 

次は、「歳破(さいは)」ですね。
これは、その年の十二支の位置の反対側の方角です。
すなわち…

子→南
丑→南西
寅→南西
卯→西
辰→北西
巳→北西
午→北
未→北東
申→北東
酉→東
戌→南東
亥→南東

 

ここまでは、全ての人の共通する「凶方位」です。

 

ここからは、個人の「本命星」によって異なります。
まず、「本命殺(ほんめいさつ)」ですね。
これは、自分の生まれ年の九星が巡る方角です。
不慮の事故や怪我、病気に襲われることがありますので、
この方角への引越しは避けましょう。

 

その反対側の「本命的殺(ほんめいてきさつ)」も避けた方が良いですね。
こちらは、心の面でのダメージを受けやすい方角だそうです。