インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

「着る物がない(涙)」その理由は?

タンスの中身は服がぎっしり詰まっているのに、
どういうわけか着たいと思える服がない。
「自分に似合っている!」と自信を持てる服がない!!
そう感じている方は多いのではないでしょうか?

 

なぜ、そんな事態に陥ってしまうのか。
風水によれば、その原因は「間違った服選びの基準」にあります。
それを真摯に受け入れることこそが開運の鍵だと言うのです。

 

では、一体、何がどのように間違っているのか。
簡単に言えば、値段ありきの服選びで

 

「自分に本当に似合う服」を選んでいないということです。

 

例えばSALEの時期に、何気なく立ち寄ったデパートで、
「あ、これ、私の好きな感じの服だ!」
と、ろくに試着せずに衝動買いをしてしまうことってありませんか?
この場合、1回着たらあとはタンスの肥やしになるケースが多いでしょう。

 

「サイズ感が気に入ったから」
「着心地が良かったから」
「他のワードロープと合わせやすかったから」

 

こういったしっかりした理由なく購入した服は、
自分でもビックリするほど着回しがきかないもの。
しかも、いつもそういうパターンで買い物をしていると、
同じような衝動に任せて買った、全く同じような服ばかりが溜まっていきます。

 

これが、「タンスの中身はいっぱいだけど、着られる服がない」
というあべこべな状況を作り出す原因になるわけです。

ヘビロテは全体のわずか2割!

風水では、

 

「服は、それを身に着ける人の“気”を吸収する」

 

という考え方があります。
さらに、上記とは逆に、

 

「身に着ける服が持っている“気”を吸収する」

 

とも言われているんです。
つまり、タンスの中身と私たちの運気は深くリンクしているということですね。

 

ならば、色んなデザインの服をたくさん持っていたほうが、
幅広い運気を身に着けられるということなのでは?
と思われるかもしれませんが、そうとも言えないようです。

 

実際、タンスの中身の約80%は「肥やし」だという説もありますよ。

 

つまり、タンスに入っている服のうち、
わずか20%(2割)しか着ていないということです。

「それって本当なんだろうか?」と思い、
自分自身のコーディネートで検証してみたことがあります。
3か月間ほど(つまり、ワンシーズン)、
毎日何を着ていたかをメモで記録するようにしたのですが、
確かにローテーションのラインナップは限られていましたよ(笑)。

 

値段が高すぎず、安すぎずちょうど良い服。
着やすくて型崩れしない服。
自分の体形をキレイに見せてくれる服。
これらはヘビーローテーションする傾向がありました。

 

逆に、値が張り過ぎて「着るのがもったいない!」と思う服、
安すぎて型崩れしている服、
デザインが若すぎて、鏡を見ると違和感を覚える服、
太って見える服は袖を通す機会がほとんどありませんでした。

 

風水によれば、自分が身に着けていて「楽しい!」と思える服でなければ
良い運気を分けてもらうことはできないのだとか。

 

どんなにポップで明るい色の服を着ていても、
本人が「なんだか嫌だな」「似合わないな」「浮いているんじゃないかな?」
と違和感を覚えていれば、その服が持つ力は生かされないのです。

タンスの中身で自分が分かる!

あまり意識して眺めたことがない方も多いと思いますが、
タンスの中身の移り変わりを見ていると、不思議なほど
自分自身の内面の変化とつながっていることに気づかされます。

 

例えば、女性らしい服ばかり着たい気分の時期もあれば、
ちょっとメンズライクな服装をしたい気分の時もありますよね。

 

パステルトーンの柔らかい色が「気分」の時期もあれば、
モノクロばかり着たくなる時期も・・・。

 

「色のチカラを味方に!カラー風水」で詳しく紹介していますが
風水では「色にはエネルギーがある」と考えられています。
つまり、特定の色ばかり身に着けたくなるということは、
その色が持つエネルギーが自分にとって必要な時期だということ。

 

例えば、ピンクばかり着たくなるのは
自分に足りない女子力を蓄えようとしているのかもしれませんし、
紫ばかり着たくなるのは
名声や成功を得るための力を付けようとしている時期かもしれません。

 

モノクロなど、色味を抑えた服装をした時期は、
内面もまたパワーダウンしているという表れなのかも・・・。

 

そう考えると、タンスの中身を眺めることによって
過去の自分、今の自分を客観的に見ることができるとも言えますよね。

 

「なんとなく、こんな服を着たい」と思って服を手に取る、
その「なんとなく」の気分に着目してみれば、
今の自分に足りない物、自分が無意識に欲しているものが
自ずと見えてくるのかもしれません。