やっぱり「日当たり」は大事!
新築する際の土地選びでも、マンションのお部屋選びでも、
まずは「日当たりが良いこと」が最低条件ではないでしょうか?
日当たりが悪い部屋は、寒いし、洗濯物は乾きづらいし、カビも生えやすい…。
なにより、気持ちも沈みがちになりますよ。
風水でも、日当たりの悪い部屋は「陽」の気が入りにくく、
全体として「陰気」になりがちだとして嫌われています。
マンションを選ぶなら、ベランダの向きが東南のお部屋がベスト!
これだと、たいていのお部屋ではリビングも南東で日当たりが良く、
玄関は北西になりやすいですから、悪い間取りではありません。
確かに、伝統的な風水のように、
自分の「本命卦」に併せてマンション選びをすることも大事ですが、
あまりにも日当たりの悪い部屋では住み心地が良くないでしょう。
もっとも、日本では、たいていのマンションが日当たりを重視して
南東〜南を向くように設計されていますから、
選択肢はそれほど多くないと思うのですが…。
立地条件は?間取りは?
土地選びを含めてイチから自分で設計する新築・一戸建てとは違い、
マンションの場合は「風水的に完璧な部屋」を目指すのは
残念ながら、ほぼ「無理」と言っても過言ではないでしょう。
では、最低限、どんな条件を抑えておけば良いのか?
風水的な観点から見た、マンション選びのチェックポイントをご紹介しましょう。
風水では、「道路の袋小路」や「T字路の突き当り」、
「カーブの外側」に位置しているマンションはNGとされています。
また、高い建物に囲まれているマンションも避けたほうが良いですね。
いずれも“気”の流れが停滞しやすかったり、
陽気が入りにくく、陰気が溜まりやすかったり…と、
“気”の循環に難アリ!な立地と言えます。
部屋の間取り図を見てください。
凸凹があって、キレイな四角形になっていない…という間取りは、
風水的な観点から見ると「運気にも凹凸が出る」ということで嫌われます。
理想的なのは、全体がキレイな長方形になっている間取り。
“気”が安定します。
安いと思ったら、実は、その部屋では過去に事件や事故があった…。
そんな「いわくつき」のマンションにはご注意を!
邪気が染み付いていて、それが住む人の人生に悪影響を与えることがあります。
方位磁石を持って、そのマンションの部屋を歩いてみてください。
針が激しく揺れ動くようなら、その部屋の磁場が乱れていることが考えられます。
風水で言うところの「気」は、この磁場とも深い関係があります。
言い換えれば「気が乱れている」ということですから、
イライラしやすくなったり、眠れなくなったり…と、
様々な不調が表れるかもしれません。
何階建てがオススメ?
マンションの部屋選びで、一番悩むのは、
「階数」ではないでしょうか?
何階建てくらいのマンションが良いのか?
住むなら、何階の部屋が快適なのか?
風水では、基本的には、高層マンションはオススメしていません。
なぜなら、大地から受ける“気”が弱くなってしまうからです。
ですから、せいぜい4〜5階でしょうね。
(「樹木の高さまでが限界」という説もあります)
ただ、一方で、高い位置になればなるほど、
今度は「天の気」を受け取りやすくなるという考え方もあります。
地に足を付けた生活をしたいか、
それとも、ちょっと現実離れした夢のような生活を楽しみたいか…。
これはもう、風水云々というよりは、個人の好みの問題でしょうね。
ただし、小さなお子様がいらっしゃる場合は、
「自然の恵みを受けて成長する」ということで、
緑に近い場所に住居を構えたほうが良いそうです。
高層階は避けましょう。