インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

良い知らせは「東」から舞い込む

幅広い年齢層に渡ってネットが普及した昨今、
「テレビは見ない」という方も増えているようですね。

 

確かに、テレビよりもネットの情報サイトを活用したほうが
よりスピーディーに、効率的に情報を収集することができます。
だらだらとテレビを見ているよりも、
知りたい情報だけを、効率的に集めたい。時間を大事に使いたい。
そう考える方が増えているということなのかもしれません。

 

しかし、家にテレビがないという方は、まだ珍しいのでは?
見る頻度はともかくとして、リビングに1台くらいは置いてあるのではないでしょうか。

 

風水では、テレビやパソコンといった「情報機器」は
東の方角にレイアウトするというのが鉄則!
なぜなら、東は、発展運や仕事運に直結する方角だからです。
太陽が昇る方角であることを考えれば、
「なるほど〜、確かに!」と合点がいくのでは?

 

この方角に情報機器を配置することによって、
家庭内に良い知らせをもたらすことができ、
これが仕事運UP、ひいては
家庭内全体の運気UPにもつながっていくというわけです。

観葉植物で“気”のバランスを整えよう

ただ、テレビやパソコンといった電化製品は、「陽の気」が強すぎるのがネック。
「なんのこっちゃ?」という方には、
「強力な電磁波を発している」と言ったほうがわかりやすいでしょうか。

 

目では見えないこの「磁場」が、部屋の中の“気”を乱し、
結果的にはそこに住む人の健康を損なうのだ…と、風水では考えます。
実際、長時間にわたってパソコンやテレビに向かっていると、
頭が痛くなったり、目の奥が痛くなったり、イライラしたり、
精神が高ぶって眠れなくなったり…といった経験はありませんか?

 

ですから、テレビにはあまり近づきすぎないことが大事。
予算やスペースが許す限り、ちょっと大きめサイズのものを購入し、
離れた位置から見るのが安全でしょう。

 

また、植物には「陽の気」を中和する作用がありますので、
(陰の気が強いため)
テレビやパソコンの傍らには観葉植物をレイアウトするのがオススメ!
部屋の“気”をちょうどよく中和してくれます。

あまりに室内の陽気が強すぎるようだと、
植物はあっという間に枯れてしまいます。
「そんなバカな…」と思われるかもしれませんが、
それだけ、植物は一生懸命に働いてくれているということです。
実際に、どんなに丁寧に手入れをしていても、
部屋の“気”次第で植物の様子は全く違ったものになります。

 

植物には気の毒ですが…
部屋の“気”のバランスを整えてもらったことに感謝しましょう。
(場所を移動させると復活するケースも多いです)

理想的なレイアウトは?

テレビをレイアウトする場合、風水のルールでは「東」がベスト。
ただ、他の家具との関係にも注意が必要です。

 

特に気を付けたいのは、ソファーとの位置関係。
ソファーに座った時、目の前にテレビがあると、確かに見やすい!
…しかし、家族はテレビに夢中になってしまい、
会話が盛り上がらない…という欠点もあります。

 

ですから、ソファーの位置をちょっとズラしたり、
テレビを離れた位置に置いたりして、
家族の会話を邪魔しないようなレイアウトの工夫が必要なのです。

 

加えて、窓やドアとの位置関係も重要ですね。
テレビの画面は、光を反射しますよね?
風水的に見れば、同じように、運気の流れを反射してしまう恐れがあるのです。

 

つまり、窓やドアの真正面にテレビを置いてしまうと、
せっかく外から入ってきた良い運気を反射して外に逃がしてしまう
という可能性が考えられるわけですね。
もっとも、そんな場所にテレビを置いてしまったら、
まぶしくて画面が見えませんから(笑)、普通はそういったレイアウトは避けますよね。

 

風水は、「運気が…」「陰の気が…」といったスピリチュアル系の論調になりやすのですが、
根本を突き詰めていくと、自分たちの「快適さ」を追求していくこと
結果的には風水的なルールに合致していたりします。

 

テレビのレイアウトについても、結局は、
「どこに置けば一番見やすいのか?」
「家族の邪魔にならないのか?」
を考えていくと、ベストな答えが導き出されるはずなのです。