インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

まずはリビングの方角を確認しよう

家族が集う場所であり、ゲストをおもてなしする場所でもあり…。
リビングは、家の中でも非常に重要な意味を持つ空間ですよね。
風水でも、「リビングは家庭運に影響を与える場所」と考えられていますので、
そのレイアウトやコーディネートには注意や工夫が必要です。

 

風水の基本といえば、「方角」。
開運力を高めるリビングコーディネートを考えるに当たっては、
まずは、次のことを確認する必要があります。

 

「家の中心からみて、そのリビングはどの方角にあるのか?」
「リビングの中央から見て、東西南北はどちらになるのか?」

 

中心の求め方は、「風水と方角の関係」をご参照ください!

 

「風水で出てくる「五行」って何?」でも触れていますが、
それぞれの方角は「木・火・土・金・水」いずれかの要素が強く出ています。
そのため、各方角に「相性の良い色」と「悪い色」があり、
お部屋のコーディネートを考える上でも「方角」と「色」を意識することが大事なんです。

 

 

例えば、「火」の気が強い「南」の方角に
「水」の気が強いアイテム(水槽や水色のもの)を置いてしまうと
火の気が消されてしまいます。
つまり、「火」と「水」は相性が悪いので、
逆もNGとなりますのでご注意!(北に「火」の気を持つアイテムを配すること)

「暗い部分」と「梁」にご注意!

リビングを、ざっと見渡してみてください。
光が当たりやすくて明るい場所と、
光が当たりにくくて暗い場所ができてしまっていませんか?

 

もし、「暗い場所」があるなら、照明(フロアランプ)をつけるなどして
リビングのコーディネートをアレンジしてみてください。

 

風水では、「暗い場所には“陰の気”が溜まりやすい」と言われています。
人間だって、暗い表情の人にはあまり人が集まってきませんよね?
なんとなく「とっつきにくそう」という印象を与えてしまいます。

 

運気も同様で、陰気っぽい場所は好みません。
ですから、照明や家具のレイアウトを工夫することで
リビングに暗い場所を作らないよう配慮することが大事なのです。
特に、部屋の隅っこは要注意ですね。

 

また、天井の出っ張り=「梁」にもご注意!
風水では、「梁から“凶の気”のビームが出る」と考えられています。
ですから、梁の下には家具を置かないように!!
特に、その下に椅子やソファーを置いてしまうと、
そこに座った時に、凶のビームをダイレクトに浴びてしまいますので…。

テレビとソファーの選び方&レイアウトをチェック

たいていのお宅のリビングに、
「必ずある」と言っても過言ではない必須アイテムといえば…

 

テレビとソファー!
風水では、テレビのような「音の出るもの」は東にレイアウトするのが吉!
(この場合の「東」とは、「リビングの中心から見て東の方角」という意味です)
これによって発展運が上がると言われているんです。

 

そうなると、おそらく多くの方は、
「じゃあ、ソファーは西側に置けば良いってことね!」
と思われることでしょう。

 

正解です◎
東にTV、西にソファーというレイアウトは、
「東から入ってきた良い情報を、その向かい側にあるソファーに座って
ダイレクトに受け止める」
という意味があり、開運に効果的なのです。

 

ただし、TVは風水的には「強力な“陽”の気を持つもの」。
陽の気の影響が強すぎると、
気が高ぶってイライラしたりして落ち着けません。
リビングは1日の疲れを癒す場所ですから、
それでは意味がありませんよね。

 

そのようなTVの“陽の気”を中和するには、
TVの隣に観葉植物を配置するのがオススメです。
「植物はマイナスイオンを発する」と言われている通り、
“陰の気”が多いので、TVの“陽”をベストな状態に中和してくれるというわけ!

 

ちなみに、真っ赤なソファーも、風水では
「“陽の気”が強すぎる」とされていて嫌われています。
見た目にはオシャレ感がありますので、
ついつい選んでしまう方も多いと思いますが…

 

リビングに配置する家具を選ぶ際は、カラーに注意しましょうね!