風水と方角の関係

風水の基本は「方角」

風水関連のTV番組や雑誌、サイトを見ていると、
必ず出てくるのは、「方角」をからめた表現。
例えば…

「西の方角には黄色のアイテムを置くと良い」

「北の方角には温かみのある色のカーテンを」

おそらく、風水について全く知識がない方でも、
「ああ、風水って“方角”が大事なんだな」
と感じている方も多いのではないでしょうか。

家のインテリアに風水を活かす場合、まず意識して欲しいのは、
「家の中心がどこにあるのか？」ということ。
…と言っても、家の中を見回してみただけではわかりにくい！
まずは家の間取り図を手元に用意して、
四隅から対角線を引いて「中心」を求めてみましょう。
（※凸凹があってきれいな長方形になっていない間取りでは、
図のようにして補助線を引きましょう！）

中心が分かったら、方位磁石を持ってその中心に立ってみましょう。
簡単に、東西南北がわかりますよね？
そうすれば、自分の家の玄関やリビング、寝室、
キッチン、お風呂、トイレが、それぞれ
「家の中心から見てどの方角にあるか」が明確になります。

各方角が持つ意味を知ろう

家の中心と、そこから見た各部屋の方角がわかったところで…。
今度は、各方角が持つ「意味」や、司る「運気」を見ていきましょう。
（各方角が司る運気については、下の図がわかりやすいと思います。）

北：流通、情愛、流動的、冷たい→金運、愛情運

北東：改革、行動、変化、活動的→不動産運、転職運

東：企画、創造力、再出発、せっかち→仕事運、勉強運、発展運

南東：収穫、情報、良縁、社交的、八方美人→恋愛運、結婚運

南：地位、名誉、派手、陽気、行動的、見栄っ張り→人気運、直観力、美容運、知性

南西：準備、育成、慈愛、堅実、地味、献身的→家族運、不動産運

西：休養、娯楽、グルメ、趣味、楽天的→金運、恋愛運

北西：勤勉、堅実、几帳面、きまじめ、孤高→貯蓄運、地位、社会運、出世運

「なんのこっちゃ？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
「やっぱり、風水も占いなんじゃないの？」と。

しかし、各方位の特徴をじっくり見ていくと、
このような意味がついているのも納得できるようになってきます。

例えば、北は日当たりが悪いですよね。
日当たりが悪い→冷える→冷たい水→流れる→お金も流れる
補足として、「流れに押し切られた不倫の恋」や
「湯水のようにお金を使い過ぎないように」という注意を
換気する方角でもあります。

また、冷たい水の気の影響を受けやすい方角ですから
それを和らげるためにも、家具の色は温かみのあるベージュや
ピンクといった「暖色系」が良しとされています。

逆に、南は日当たりが良いですよね。
日当たりが良い→身も心も開放的になる→服装も派手になる
（実際、南国のファッションは原色が多くて派手！）
→気持ちも陽気で情熱的になりやすい→人気者！だけど、見栄っ張り。

この場合、部屋の家具には、原色系は避けて色調を抑えたものがオススメ。
なぜなら、ただでさえ陽の気が強いところに主張の強いアイテムを加えると、
その部屋が落ち着かない空間になってしまいます。
風水では、このような「引き算」のコーデも大事なポイントになります。

…上記はちょっと強引な解釈かもしれませんが、
各方角の特徴を元にして想像をふくらませてみると、
格方角がなぜこんな意味を与えられているのか腹落ちするハズです。

部屋の中でも応用できる！

家の中心を割り出して、そこから各部屋の方角をチェックする。
そして、各方角のラッキーカラーやアイテムを投入して開運を目指す！！
…これが家のインテリアに風水を応用する場合の基本となりますが、
これは一つの部屋の中にも応用することができます。

すなわち、方位磁石を持って部屋の中心に立ち、
その部屋の中でも「東西南北」を把握するのです。
そして、
「西には開運UP効果のあるコレ」
「南東には恋愛運UPのこの色」
…とコーディネートしていく！
このような方法でも、風水の効果を享受することはできます◎

家族との同居でなかなか家のコーディネートに風水を活かすのが難しい
という場合でも、自分の部屋なら好きなように応用できますからね！

自宅のみならず、オフィスやお店でも生かせる知識ですので、
インテリア（特にカラーコーディネート）に迷ったら
風水の知恵を応用してみると良いでしょう。

インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

風水インテリアで幸せを呼び込もう

風水の基本は「方角」

各方角が持つ意味を知ろう

部屋の中でも応用できる！

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