「スペース・クリアリング」という考え方

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スペース・クリアリングって何？

カレン・キングストンさんという英国の風水師さんが提唱した理論に
「スペース・クリアリング」という考え方があります。

これは、その名の通り「空間を浄化する」という風水テクニック。
誰でも、「なんとなく色んなことがうまくいかないなあ」と
人生（運気）の停滞を感じることはあると思うのですが、そんな時、
自宅や職場の空間に流れる「気」の流れを浄化することによって
運気の流れまでも改善しよう！という風水テクです。

カレンさんの風水のベースにあるのは、

「ガラクタを溜め込むことが気の流れを阻害する」

という考え方。
彼女の言うガラクタとは、物質的な物に限りません。
例えば、自分自身の心（不安や心配事、うらみ･･･等）や
人間関係にも「ガラクタ」はあると考えるのです。

確かに、心の中がもやもやしている時は、
思い切って新しいことにチャレンジする勇気も気力も湧きません。
当然、結果もついてきませんよね。

逆に、余計なことを考えずに「えいやッ」とアクションを起こせるものですし、
自ずと嬉しい結果がついてきたりすることも多いものです。

カレンさんが提唱した「スペース・クリアリング」は、
簡単に言えば「部屋を片付けて、クリアリングの儀式をする」
というものなのですが、この儀式を行うに当たっては
自分自身の心の整理整頓も大切なポイントになるのです。

儀式の前にすべきこと

スペース・クリアリングの儀式を行う前に、
最低限、やっておくべきことがあります。

部屋の掃除

まずは、部屋の中のホコリや汚れを取り除きましょう。
風水では、悪い運気は汚れの周りに集まると言われています。
つまり、埃だらけ汚れだらけの部屋では幸せを呼び込めない！ということ。
確かに、人間だって、キタナイ「汚部屋」には招待されたくありませんからね（汗）。

ガラクタの処分

ガラクタというのは、英語では「Clotter＝詰まった状態」を表すそうです。
詰まっている＝新しいものが入らない＝良い運気が入ってこない･･･。
まさに、これが部屋の「気」（エネルギー）の流れを停滞させている！というわけです。
ガラクタには、濁ったエネルギーが集まりやすくなるのだとか。
ですから、これを処分しなければ
幸せどころか悪い運気ばかりがくっついてくるようになってしまうわけです。

自分自身をキレイにする

掃除をして埃まみれになったら、シャワーで自分自身を浄化しましょう。
そして、目を瞑って、

「自分自身の身体を通して良い“気”を家の中に呼び込む」

というイメージを思い浮かべます。
具体的には、深く、しっかりと呼吸をすることを意識しましょう。

具体的な手順

部屋のガラクタ処分と自分自身の浄化。
この準備が整ったら、いよいよスペース・クリアリングの儀式です！
詳細は、カレン・キングストンさんの
『ガラクタ捨てれば未来が開ける』（小学館文庫）で詳細に解説されていますので、
ここではその概要をわかりやすく紹介してみます。

【用意するもの】
・ベル
・テーブルクロス
・新鮮な花（花びらを水に浮かべて使う）
・新鮮な葉っぱ
・キャンドル
・お香
・水

【手順】
① キャンドルを灯す
② お香を焚く
③ あらゆる物や人への感謝の気持ちを込めて、花びらに水をかける
④ 部屋の隅で手を叩く
⑤ 流水で手を洗う
⑥ ベルを鳴らしながら玄関→家中を歩いて空間を浄化する
⑦ 家の中に光と共に良い運気が入ってくることをイメージして祈る

インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

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