インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

オシャレだけど要注意!アンティーク家具

中世の時代から受け継がれてきた、ヨーロピアンなアンティーク家具。
独特の丸みを帯びたフォルムは、風水では「金」の気の象徴です。
実際、アンティークの家具が一つあるだけでも
部屋の雰囲気がちょっと格上げされたりしますよね。

 

ヨーロッパに限らず、日本の大正・明治時代の家具も人気!
各地のアンティークショップ巡りをしているという方もいらっしゃいます。

 

しかし、風水的な観点では、
アンティーク家具はあまりオススメできません。
時代を超えて残ってきたということは、もちろん
それだけの“価値”があるということですが、
同時に、様々な人の“気”“エネルギー”が蓄積されているということでもあります。
人が持っている“気”は、残念ながら幸せなものばかりではありませんので、
アンティーク家具を置くことによって
家の中に悪い“気”を入れてしまう可能性もあるのです。

 

ただ、インテリアがお好きな方だと特に
「どうしてもこのデザインがいいんだ!」
というこだわりがありますよね(笑)。
そこまで強い思い入れを持てる家具との出会いは大切にしたい…。

 

それなら、その家具を使用する前に
塩水で絞ったタオルで表面を拭きましょう。
その後、お香(白檀や沈香が効果的です。)を焚くことによって、
アンティーク家具が持つ悪い気を浄化することができます。

1年に1回はソファーのメンテをしよう

「あ〜、今日も疲れたなー。」
帰宅して、まずはソファーにどすんッ。
一休みのつもりが、気づいたらウトウトしていて、もう夜中の2時!

 

おそらくどこのご家庭でも見かける光景ではないでしょうか(笑)。
ベッドに入るには、お風呂に入って着替えて…と何かとハードルがあります。
その点、ソファーは気軽に甘えられますからね。
一度腰を沈めてしまうと、なかなか立ち上がれなくなってしまう…
という状況はよく理解できます。
毎日、お疲れ様です。

 

ただ、ソファーもまた疲れていることを忘れてはいけません。
風水では、私たちは1日の生活の中で様々な“気”を吸収していると考えられています。
良い気もあれば、悪い気(邪気)もあるわけで…。
それらをくっつけたままの状態でソファーに横たわれば、
ソファーはその“気”を吸収してしまうことになります。
家具の中でも、悪い気を受けとりやすいものなんですね。

 

これは、布団やベッドも同じですよね。
だからこそ、まめにシーツを洗ったり、布団を干したりして
気を“浄化”するわけです。
しかし、ソファーに関しては「買ってから全くメンテナンスをしていない」という方も…!

 

革製のソファーなら、せめて半年に1回程度は、
専用のクリーナーでお手入れしてあげましょう。
布の場合は、上に専用のカバーをかぶせて使うとメンテナンスが便利ですよ。
ソファー本体に汚れがつくと厄介ですが、
カバーをかけて使えばそれを洗濯するだけで済みますからね。

 

また、古くなって汚れやほつれなどがヒドイようなら、
思い切って買い換えも検討したほうが良いと思います。

ツイてない時はレイアウトを変えてみよう

「なんとなくツイていないな」と感じた時は、
部屋の家具のレイアウトを変更してみるというのもオススメ!

 

風水では、目には見えない“気”の流れを重要視しますが、
これは家具の配置によっても大きく左右されるのです。
…といってもピンとこないと思いますので、
気=空気の流れと捉えるとわかりやすいでしょう。

 

例えば、本棚などの背丈の高い家具が窓をふさいでいたら、
室内の空気の循環が悪くなりますよね?
これは風水的な見方をすれば、「気の流れが悪い」状態。
良い運気をスムーズに取り入れることができませんので、
「開運」という観点ではタブーなのです。

 

「最近、良いことがないな」という時は、
家具が“気”の循環を妨げている可能性も考えられます。

 

部屋の中で、空気がよどんでいる場所はありませんか?
窓やドア付近など、気の出入り口を家具で塞いでいませんか?

 

また、生まれ持った「本命卦」(ほんめいけ)を生かしたレイアウトも
良い運気を呼び込む上で非常に効果的です。
まずは「私の吉方位ってどっち?」でご自身の本命卦を調べてみてください。

 

風水では、「吉方位に置くと良い家具」「凶方位に置くと良い家具」があります。
具体的には、下記の図が参考になるでしょう。

 

 


吉方位に相性の良い家具を配置することによって
良い気をどんどん取り込めるようになりますし、逆に
凶方位に置くことで悪い運気の侵入をブロックしてくれる家具もあります。

 

部屋の中心から見て、どの方位にどの家具を置けば良いのか?
全てを変えるのは難しいかもしれませんが、
自力で移動できる家具だけでも配置替えしてみてはいかがでしょうか!