中途半端が運気を停滞させる

文房具はこの引き出しに。
新聞紙はあそこのラックに。
請求書類は、このホルダーに。
下着はココ、シャツ類はこっち･･･。

みなさん、一応「どこに何をしまっておくか」という
定位置は決めていることと思います。
逆に、そういった所定の収納場所を全く決めずに
色んな場所にてんでバラバラに物が散らばっているという状態では
朝の身支度一つ満足にできないでしょう。

しかし、突発的ないただき物をした場合、
すぐには定位置を決められない物ってありますよね。
そんな時はついつい「とりあえずここに置いておこう」と、
その辺にポイッと放置したままの状態にしてしまいがちです。

しかし風水では、その中途半端な状態こそが運気を落とす元！

「ちょっと」のつもりで置いたはずが、
いつしかその場所が定位置になって
「ガラクタ」と化していくのです。

風水では、家の中の状態とその人の内面（頭の中）を表していると言われます。
すなわち、生活の場で物が中途半場なところに収まっているということは
頭の中でも様々な情報が散乱して中途半端な状態になっている可能性大！
それでは仕事も人生もスムーズには進みませんよ。

もう一つ、日常生活の中でやってしまいがちなNGが、
「とりあえずここに入れておくか」と、
狭い収納に物をぎゅうぎゅう詰めにすることです。

風水では、良い運気を取り入れて増やすためには
それなりの空きスペースが必要だと言われています。
私たちが狭い所に閉じ込められると息が詰まってしまうように、

運気だって狭い収納に押し込められてしまったら窮屈ですよ（笑）。

他人の目に見えない収納スペースには、
あれやこれやと「とりあえず」の中途半端な状態になった物が
蓄積してしまいがち。
来客のある日に慌てて押し込んだ物が、気づけばそのまま･･･
な～んて中途半端な状態になっている物はありませんか？

こういった物は、人生で目的を達成するための障害になるそうです。
定期的に中の物をチェックして、不要なガラクタを片付けましょう！

これは筆者もよくやってしまいがちなのですが、
壊れた物や電池がなくなったものをそのままにしておくという行為。
これも、風水では「物を中途半端な状態にしておく」と捉えられ、
運気を落とす元になりますので注意しましょう。

電池が切れたままの腕時計。
ボタンが取れたままの服。
電球が切れたままの照明。
インクが切れたままのボールペン。
ネジが外れたままの棚。
液体を切らしたままのルームフレグランス。

これら全て、あなた自身の中途半端な状態を表しています。

すなわち、やるべきことを途中で投げ出していたり、
完成させるべきことが中途半端になっていたり。
極端な言い方をすれば、
やがては人生そのものが中途半端になってしまうのです。

「たかが物、されど物」です。
自分の身の回りに置いておく物の状態を整えることは、
そのまま自分の人生を整えることにつながっていきます。

手元に巡ってきた「縁」を大切にして、
お別れする最後の時まで愛を持って接しましょう。
これは、ひいては人間関係のご縁にもつながっていくことですよ。
（中途半端な関係のまま放置している人間関係にもご注意を！）

インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。