「つながり」を整理すれば幸せになれる

ミクシィ、Facebook、Twitter、LINE、IG。
インターネットの技術が発展したことで、
現代人はあらゆる「つながり」に縛られている感があります。

確かに、人とのつながりは、時として人を窮地から救い出してくれることもあります。
他者とのつながりあっての人間ですから、
一人では到底生きてはいません。

ですが、過剰につながり過ぎるのも困りものです。

LINEやメールの返信がなければ「嫌われているのでは？」と不安になり
会ったこともない人の評価（コメント）やフォロワー数に囚われ、
自分自身の価値をネット上での評価に委ねてしまう。

誰かが「いいね！」と言ってくれないと、
自分の着る服、食べる物、感じることにさえ
「これで良いんだろうか？」と不安になる･･･。

そこに、「自分」はあるのでしょうか？

他者との上っ面なつながりと評価に縛られて
本当の自分を見失っている方も少なくないのでは･･･と筆者は感じます。

風水では、「物質的なガラクタ」だけではなく
目には見えない「つながり」のガラクタもまた
その人の運気の流れを停滞させるという考え方があります。

SNSの更新に疲れやマンネリ感を覚えたり、
他のユーザーの更新内容に対して嫉妬や劣等感など
ネガティブな感情を抱くようになっているとしたら、
一度距離を置いてみたほうが良いかもしれませんね。

風水で忌み嫌われるのは、
過去のネガティブなつながりを引きずることです。

例えば、嫌な思い出しかない恋人、喧嘩別れした友人。
彼らからもらった物や、一緒に撮った写真などは、
否が応でも思い出したくない過去を想起させるもの。
風水では、それを部屋に置いておくことで
あなた自身のエネルギーの進展を停滞させると言われています。

過去のつながりに囚われている限り、
あなた自身のエネルギーも過去に向けられたまま。
気持ちを前に向けていなければ、
ポジティブな運気は入って来てはくれないのです。

断ち切りたいつながりにさよならするなら、
古い思い出が詰まった物は処分しましょう。
風水では、ネガティブな思い出の品を処分するのは
すがすがしく晴れた日が好ましいと言われています。

写真や手紙なら、隅っこを切って
白い紙に包んでゴミ袋に入れて捨てましょう。
その時、気持ちを過去にタイムトリップさせてはいけません！

「今日でもう、○○とのつながりは断ち切ったんだ！」
「もう過去は振り向かないぞ」

と自分自身に言い聞かせてください。

正直なところ、あまり好きではない人。
できれば、あまり関わりたくない人。
会ったり電話したりする度に、なんとなく嫌な気持ちになる人。

そういう相手とのつながりは、思い切って断ち切ってしまうのが賢明です。

「部屋にガラクタが詰まっていると良い運気を取り入れるスペースがなくなる。
だから、自分の身の回りは常に整理整頓を心掛けるべし！」

というのが風水の基本ルールですが、
実はコレ、私たちの心の中に関しても言えることなんですよ。

心の中にネガティブな感情が湧き起こるということは、その分だけ、
ポジティブな感情が入り込むスペースがなくなるということですよね。
ならば、できるだけ負の感情は抱かないほうが良いということ。
そのためには、負の感情の元になるようなつながりを持たないのが一番です。

仕事上、どうしても関わらざるを得ない相手は別としても、
めったに会う機会のない友人、
たまにメールや電話をする程度の友人、
子供関係のつながりで知り合ったママ友などは
思い切って距離を置いてみることです。

すなわち、誘われても会わない。
自分からは誘わない。電話もしない。メールもしない。

よほど鈍い相手でない限り、自分が避けられていることは
なんとなく勘付くはず。
「それで嫌われてしまったら･･･。」
なんて不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
自分が嫌いな相手に嫌われるなら本望ではありませんか（笑）？

誰からも好かれよう、好かれたいと過剰に「つながり」を求める。
その姿勢が、運気の流れを停滞させる原因なのかもしれませんよ。

インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。